【福袋】行列が出来る店の株価を検証してみた

安売りであれこれ買い物しちゃう女性

令和初の初売りという事で家電量販店、百貨店に行列が出来ました。私はよく買い物に行く時に商品の陳列棚の様子や売れ行き、行列をチェックしてどんな会社やサービスが今流行っているのか?を常に見るようにしています。

ニュースで福袋を求めた行列が出来たそうなので、以下記事では行列が出来た人気店、サービスを紹介します。

ニュース記事

元号が令和に変わって初めての元日、小売店の初売りが始まり、東京都内の家電量販店や百貨店では福袋を目当てに開店を待つ長い列ができた。消費税率が10%に引き上げられてから初の正月商戦となり、客の出足は今年の消費の勢いを占うことになる。

テーマパークが例年通りの人出でにぎわう一方、コンビニエンスストアが一部で休業するなど、正月の消費には変化も生まれている。家電量販店のヨドバシカメラマルチメディアAkiba(東京・千代田)では1日、福袋の販売を始める午前8時までに、前年より300人多い約1800人の行列ができた。福袋「夢のお年玉箱」は50種類以上を用意して、先着で販売した。

任天堂のゲーム機「スイッチ」の福袋を購入した20代男性は「大みそかの午後8時に来たが、整理券はすでに600番台だった。手に入り、並んだ甲斐があった」と笑顔を見せた。同店によると「福袋以外の特売品も多く、増税前の昨年を上回る勢い」(原雄一副店長)という。

ビックカメラ有楽町店(同)でも、抽選の福袋を購入するため800人以上が開店前から待機していた。「ウィンドウズ7のサポート終了前にパソコンを買い替えたかった」と話す女性客もいた。

百貨店の西武池袋本店(東京・豊島)では大みそかの午後7時から列ができ、開店を予定より30分早めて1日午前9時半に繰り上げた。午前10時時点の入店客数は前年並みの2万人だった。10年連続で同店の初売りに来ているという40代の女性2人組は、婦人服ブランド「インディヴィ」を求めて午前4時から待った。

「子ども服のために毎年来ていたが、成長したので今年からは自分のために並んだ」と話した。訪日外国人(インバウンド)の姿も目立った。香港から来た20代女性はスポーツブランド「デサント」などの福袋を計4個購入。

日本滞在は4回目で、「今回はラッキーバッグ(福袋)のために来た」という。同店が今年始めた訪日客向けの福引にも挑戦していた。元日の首都圏は穏やかな晴天に恵まれ、テーマパークは例年通りのにぎわいを見せた。

オリエンタルランドが運営する東京ディズニーランドでは午前8時半の開園と同時に多くの入園者がゲートをくぐった。TDLでは人気のキャラクター「ミッキーマウス」などが着物姿で新年の挨拶をするパレード「ニューイヤーズ・グリーティング」を5日まで期間限定で開催している。

園内ではイベント開始前から大勢の来場客が、キャラクターが通る道沿いに人垣を作って待ち構え、パレードが姿を見せると大きな歓声があがった。

元日の営業に先駆けて開かれた、大みそかから元日にかけての年越しのカウントダウンイベントには、TDLと東京ディズニーシー(TDS)で合わせて約7万人が訪れた。

行列が出来た店

ウォルトディズニー

皆さんもご存知のディズニーランドです。米国株でDISと検索すれば出てきます。ウォルトディズニーの株はウォーレンバフェットも購入し、売却した株です。

ディズニーランドは不動の人気を誇ります。20年後になくならないでしょう。競争優位性がある企業です。

  • 株価チャート

現在の株価は148.2ドルです。PERは23.72倍と30倍を下回っています。

  • 業績

業績を見てみましょう。損益計算書から営業利益を計算すると、20.7%と高収益です。ディズニーランドは研究開発費もかかっていません。配当金は増配傾向にあります。

ウォーレンバフェット氏も研究開発費のかからない企業に投資することを勧めており、固定費がかからない企業は強いです。

キャッシュフローを見てみると、2019年の9月は営業C/Fが69億5600万ドルと前年に比べて半分減少しています。投資C/Fはマイナス、現金同等物は年々増加しています。

ビックカメラ

家電量販店のビックカメラも初売りセールを行なった事で行列が出来ました。株価チャートを見てみましょう。

  • 株価チャート

現在の株価は1246円です。PERは15倍とまだ割安と言える範囲です。

  • 業績

売上高、営業利益はほぼ横ばいです。

財務を見てみると、自己資本比率は33%、有利子夫妻は総資産のうちの20%ほどです。財務面では合格です。

任天堂

スーパーマリオや各種ゲームでお馴染みの任天堂です。任天堂switchが流行っています。

  • 株価チャート

現在の株価は43970円と高値をつけています。PERは27倍です。

  • 業績

売り上げ、営業利益共に右肩上がりに成長しています。

自己資本比率は78%、有利子負債が0と財務面では合格です。有利子負債が0の企業は2019年でも伸びた企業はたくさんあります。

5倍となったレーザーテック、株価は2倍のアトラエ、フィックスターズです。これまでいろんな銘柄を見てきましたが、有利子負債が0の企業は長期で見て、株価が右肩上がりに成長するケースが多いです。

私は有利子負債0企業ではebase(3835)を注目しています。

業績を見てみると、2017年→2018年で売上高は2倍、営業利益は7倍まで増加しています。配当金も増配しています。PERが27倍なので、もう少し割安と言える水準まで下がれば買いたい企業です。

ワールド

20代の女性は午前4時から行列に並び、INDIVIの福袋を4袋購入したとの事で、会社を調べて見ました。INDIVIのブランドを持つのは2018年にIPO上場を果たしたワールドという会社です。

http://corp.world.co.jp/

ワールド(3612)の特徴はブランド力と店舗網です。キャリア女性向けの「INDIVI(インディヴィ)」「UNTITLED(アンタイトル)」を筆頭に、ティーンズ向け「ピンクラテ」、男性向け「TAKEO KIKUCHI(タケオ キクチ)」ファインジュエリーの「ココシュニック」、革小物、バッグの「ヒロコハヤシ」などがあります。都心店舗を中心にインバウンド効果を享受してきました。

店舗網は百貨店やショッピングセンターに2400店舗規模を出店し、海外にも出店しています。すでにこれだけの販売網を持つとなると、ネット通販による上乗せ余地も限られてくるでしょう。成長分野をどこに求めてくるかが注目されます。

気になるニュースがワールドグループのOriginal.Incがポケモンシャツの販売を拡大しているとのことです。世界でもポケモンは人気なので、営業利益を伸ばしていくことが予想されます。

Original Inc.(本社:米国カリフォルニア州 サンフランシスコ CEO:ジン・コー)は、ポケットモンスターをプロデュースする株式会社ポケモン(本社:東京都港区六本木 代表取締役社長:石原恒和)と提携し、12月16日(月)から、“自分だけのポケモンシャツが注文できる”サービスを、かねてより多くのファンからご要望をいただいていたイギリス、フランス、イタリア、スペイン、ドイツ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの8ヶ国でも販売を開始します。10月のアメリカでのデビューに続き、販売を17の国と地域に拡大し、今後さらにお客様の期待とニーズにお応えすべく、商品の魅力を高めると共に、販売地域を拡大していきます。

  • 株価チャート

ワールドの株価は2691円です。PERは7.3倍とポジティブイベントが出ればまだまだ上昇余地はありますね。

  • 業績

売上高、営業利益は右肩上がりに上昇しています。

売上高、営業利益をみると、2020年3月までは増収見込みです。営業利益率は7.2%とアパレルでは高いですね。

財務を見てみましょう。自己資本比率は31%です。有利子負債は総資産の30%ほどを占めています。有利子負債の額が気になります。

ワールドのIR情報では、下記が記載されていました。他社との差別化をどのようにしていくかが注目です。

私たちが志向しているのは、ロス・ムダのないファッション業界をつくることです。多数のブランド、店舗運営を通じて作り上げきたシステムやプラットフォーム、そしてノウハウは、ファッション産業のロス・ムダを低減する共通基盤となりうると考えています。

ワールドはフランチャイズ加盟についてもサイトで募集を行なっています。ワールドのSHOO・ LA・RUEのブランド名を借りている加盟店が多いとのこと。ワールドのブランド力が向上すれば、フランチャイズに加盟したい方も多くなり、ワールドの収益も伸びます。

PERも7倍と悪くない会社です。上手くブランドが浸透し、フランチャイズビジネスで高収益化ができれば化ける可能性がありそうです。私は米国株の方が魅力的なので米国株買いますが、日本株ならここはありです。

デサント

皆さんはデサントという会社をご存知でしたか?デサントはゴルフだけでなく水泳、サッカーのスポーツウェアでもブランドを所有しています。

ゴルフ分野では売上を伸長していますが、韓国の不買運動が直撃し、広告販促費見直し進めるが追いつかず。営業益大幅減額です。配当性向は3割方針で減配しています。21年3月期も不買運動の影響残ります。

  • 株価チャート

https://www.descente.co.jp/jp/company/profile/

  • 業績

自己資本比率は67.8%と問題ない水準です。有利子負債も4%ほどと問題ありません。財務面では合格。

売上高、営業利益は3年連続で減益見込みです。2020年には1/7まで減益します。経営にもダメージを与えるでしょうが、財務が健全なだけあり、潰れるようなことはないでしょう。

まとめ

行列が出来るというのは並んででもサービスを享受したいという事です。つまり、顧客に魅力的なサービスを提供出来ている企業なのです。

投資チャンスというのは身近にあるものなので、街中を歩く時も人々の購買行動からどんな株が上がるかをチェックする癖をつけて行きます。

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