【必見】株価大暴落!?楽天には投資価値ありか?

国による副業の後押し、10月からの消費増税、日本円の価値がインフレで下がっている一方で、税金は上がっています。

そんな状況を鑑みると会社員でも株式投資をして資産運用をすることが大事です。

僕は昨年9月から株式投資を始めました。本記事ではLINEとヤフーの経営統合により、株が30%下落した楽天に投資価値はあるのか?についてお伝えします。

楽天株について

会社概要

楽天は三木谷社長が率いるインターネットサービス企業です。楽天モバイル、楽天でんき、楽天カードなどのサービスを提供しています。野球の楽天イーグルスのスポンサー企業でも有ります。

主な収益源は楽天カードや楽天証券などの金融業から得られる収益です。後ほど説明します。楽天はビジネスの面で見ても「買い」なのかを検証するために以下ではビジネス面、損益計算書、賃借対照表、キャッシュフロー計算書を見てみました。

楽天の株が30%減した理由

楽天の株が最高値の1300円から930円まで下がった理由は、LINEモバイルとヤフーの経営統合によるモバイル市場での競争激化の懸念によるものです。

  • ニュース記事

経営統合を検討している「ヤフー」の持ち株会社Zホールディングス(HD)とメッセージアプリの「LINE」が、今月内の合意をめざして交渉していることが16日、明らかになった。早ければ週明け以降にも統合で合意し、2020年内の統合完了を見込んでいる。合意した場合、両社は記者会見を開く方向で調整している。

関係者によると、今夏以降、ZHDと親会社の携帯大手ソフトバンク、LINEと親会社のネイバー(韓国)の4社の間で包括的な業務提携をめざして交渉を進めてきた。ヤフーとソフトバンクの親会社であるソフトバンクグループの孫正義会長兼社長が交渉を主導したという。

こうしたニュースも踏まえると、楽天の金融事業は今後安泰なのでしょうか。金融事業の明暗を握るのがキャッシュレス化です。キャッシュレスと言えば、QRコード決済が代表例です。

下記のアンケート結果では、QRコード決済利用者数ではpaypayがトップの63.8%、LINE Payが29.6%です。つまり、ソフトバンクはLINEとヤフーの統合でこうしたキャッシュレス決済者を抑えることが出来ると言うことです。

携帯+金融の親和性、競争力を見ると、ソフトバンクはLINEを配下に収める事が出来たので強いですね。LINEポケットマネーというお金を借りるサービスも登場していますし。この辺りが嫌忌されて楽天は売られましたね。こうした現状も踏まえ、楽天の株は買いなのか?を考えてみました。

楽天株は買いなのか?

皆さんが気になるのはこの下落で「買い」なのか?ということだと思います。私は「買い」だと思います。理由は以下です。

理論上のPERは9.5倍なので10倍を切っており、割安

理論上のPERは9.54倍なので10倍を切っており、割安と言えます。僕の経験上、10%以上の下落があった際に財務分析して株を買っておくと勝てています。

例えば米国株のABBVの件でも同じでしたよね。私はABBVの場合は、売られ過ぎと判断し66ドルで指値入れて正解でした。

【米国株投資】高配当株のABBV株について調べてみた

楽天カード事業はブランド力もあり、強い

楽天のカード事業は安泰なのか?についてですが、下記資料をご覧ください。楽天カードの利用者数を示したデータですが、このデータから所有しているクレジットカードのランキングはではJCBの次の2位、最も利用するクレジットカードランキングは楽天という結果が分かります。

https://www.myvoice.co.jp/biz/surveys/18313/

楽天カードはブランド力もありますし、LINEとヤフーの経営統合でライバルになったとしてもカード事業や金融事業の優位性は早々揺らがないと推測します。

営業C/Fマージンは30%と競争優位性はある

第2Qのキャッシュフロー計算書から分析してみました。営業C/Fは4000億円の増加です。このキャッシュフロー計算書から読み取れることは、営業C/Fは前年に比べて増加しています。

理由としては、銀行業の預金の増減額が前年度の2倍だと言う事です。さらに、カード事業の貸付金の増減額も前年度に比べて2倍です。金融事業で営業C/Fを稼げる体制であることが分かります。

私としては楽天はITサービスの広告料金や楽天モバイルの携帯料金で稼ぐビジネスモデルだと思っていたのですが、数字で見ると金融、カード事業が主であることが分かります。

営業C/Fマージンについてもチェックしておきましょう。売り上げ高/営業C/F=営業C/Fマージンを導出出来ます。

営業C/Fマージンは103,192/319,137*100=32.3%です。営業C/Fマージンは15~30%あれば合格と言われているので、合格ラインですね。

投資活動によるキャッシュフローを見てみましょう。投資活動によるキャッシュフローの支出で増減額が大きいのが、「有形固定資産の取得による支出」です。金額が800億円です。

この有形固定資産とはおそらく不動産ですね。ビジネスを盤石にするために、不動産の取得にも力を入れているのでしょう。営業C/Fで稼いだお金を不動産の取得に回しており、良い経営と言えるのではないでしょうか。

 

財務活動によるキャッシュフローを見てみましょう。短期借入金及び、長期借入金は増加しています。さらに社債を発行しており、金額はおよそ800億円です。

この800億円と言う数字は投資キャッシュフローの有形資産取得による支出の金額と一致しています。不動産を取得するためにお金を借り入れる必要があったのでしょう。

借入金は増加していますが、現金は2500億円増加している事から、現金を手元に残す事ができる体質であることも伺えます。

参考指標

損益計算書

損益計算書を見ていきましょう。こちらは第2Qの損益計算書です。売上収益は増加し、営業収益は減少しています。

賃借対照表

次に賃借対照表を見ていきましょう。こちらは第2Qの賃借対照表です。

資産額は8兆2000億円、負債額は7兆5000億円です。現金及び、現金同等物は1400億円の増加。銀行事業での貸付金の1200億円の増加です。

まとめ

楽天株は「買い」と判断しています。理由は以下です。

  • 理論上のPERは9.5倍なので10倍を切っており、割安
  • 営業C/Fマージンは30%と競争優位性はある。
  • 楽天カードでの貸付け金額は昨年の2倍。楽天銀行の預け入れ金額も同様に2倍。利用者数は増えている。
  • 楽天カードは最も使用しているクレジットカードランキングNo1。ブランド力もあるので競争優位性は揺らがない

懸念点は社債を発行しており、短期、長期ともに借入金は増加している事ですね。営業C/Fマージンがある分、そこの懸念点はある程度払拭出来るかと思います。

なお、投資は自己責任でお願いします。

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