【株式投資】累進配当政策を掲げている銘柄に投資するのはありか?

某大企業による終身雇用制の否定、国による副業の後押し、10月からの消費増税、更には日本円の価値がインフレで下がっている一方で、税金はどんどん上がっています。

会社員でも株式投資をして資産運用をすることが大事になります。その中でも配当金を減配しない累進配当政策を掲げている会社が投資家に人気です。

累進配当政策を掲げている株式の中でも今回は三井住友FG株について紹介します。

三井住友FG株について

会社概要

こちらが業績推移です。売上高、業績ともに増加しています。三井住友FGの業績については、下記リンクを参照するとより深く知ることができます。公式サイトはこちらです。

https://www.smfg.co.jp/investor/financial/individual.html

損益計算書

2015~2018年の業績

まず、業績について見てみましょう。業務純益が銀行の業績を見るのに重要な指標です。業務純益とは銀行の本業での利益を表します。

具体的には、預金や有志の資金業務、投資信託販売手数料、ATM等の各種手数料、さらに国債などの再建の売買益の合計から、人件費や物件費などの費用を差し引いたものです。

この業務純益を見てみると、2017~2019年までで減少傾向です。さらに、株式等の売買差益、不良債権処理費用を含んだ利益をみると、利益も減少傾向にあります。1株配当を見ると、累進配当政策を掲げているだけあり、配当は順当に増加しています。

11/13日に発表された決算を織り込んだグラフが以下です。経常利益はコンセンサス予想に対して7.4%上回る水準でした。

以下が2Qの損益計算書の内容です。経常収益は前年に比べて2兆4500億円減少しています。資産運用益、信託報酬益は4000億円増加している事から、顧客離れの懸念はなさそうですね。

一方で経常費用については、1兆3000億円の削減に成功しています。この1兆3000億円の中でもその他業務費用の削減割合が高く、IT化やペーパーレス化等により業務を削減する取り組みが伺えます。

業績指標、株価について

こちらが業績指標と株価です。PERは7倍と指標だけで見れば割安ですね。配当利回りは4.5%と高配当銘柄の部類に入ります。自己資本比率は5.29%と借り入れにビジネスを頼る銀行ならではの低さですね。

こちらが三井住友FGの株価です。11/15時点では3987円です。ここ2〜3年は下がり基調です。

賃借対照表

賃借対照表

現金預け入れ金については、3000億円上昇しています。銀行の業務はお金を貸し出して利ざやを稼ぐビジネスなので、現金預け入れ金が増加しているのは良い傾向と言えるでしょう。

次に負債の部、総資産の部を見てみました。利益剰余金は2000億円の増加です。前年と同様に三井住友銀行は自己株式の取得を行っており、140億円ほどですね。自己株式の取得は株価の上昇及び、EPSの増加にも関係するので良い傾向です。

マイクロソフトも自社株買いを行う会社ですが、業績も絶好調です。

【米国株投資】財務状態が健全!!マイクロソフト株を調べてみた

キャッシュフロー計算書

キャッシュフロー計算書

キャッシュフローは、営業C/Fがプラスですが、前年度より悪いですね。投資C/Fに関しては、プラスの値で推移しており、新規の投資を控えている事が分かります。現金は前年度に比べて増加しています。

まとめ

三井住友FGについて、記事内容を以下にまとめます。配当金狙いで買うなら悪くないいですね。銀行ビジネスの性質上、株価の大幅な値上がりは望めません。

長期投資向けの銘柄ですね。2022年以降、累進配当政策が維持されるかが投資家にとってのポイントになります。

  • 業務純益はほぼ横ばいで、配当金は2021年まで1株180円で継続予定
  • 指標から見ると割安。銀行は金貸しビジネスなので、景気が良くならないと、人や企業がお金を借りないので利益を上げる事が出来ない。即ち、人件費の削減、業務効率化での業務改革が急務となる。
  • 2Qの決算書からは経常費用削減に成功しており、業務の効率化に取り組んでいる可能性あり。
  • 自社株買いを毎年行っており、株価の上昇余地及び、自社株買いを行う余裕あり
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