【悲報】ゴーン氏海外逃亡の日産、株価の下落が止まらない件

日本を代表する自動車メーカーの日産ですが、ここのところ、株価の下落が止まりません。何故株価の下落が止まらないのでしょうか。また、この件を投資家はどのように教訓とすれば良いか、書きました。

日産の株価の下落が止まらない件

日産の株価の下落が止まらない原因①販売不振

日産の株価が冴えない要因の一つ目には販売不振、ブランド力失墜が挙げられます。下記に箇条書きにしました。

  • 北米における販売不振

同社に限らず、新車販売には販売奨励金をつけており、顧客の値引きによく用いられていました。2019年に入り、この販売奨励金を15%減らした事で、新車販売が急速に落ち込みました。北米での販売不振が業績に大きな打撃を与えた結果になります。

  • ニューモデルの投入が遅れがち

日産車はニューモデルの投入が遅れがちであり、一気に客離れが加速したと私は推測しています。既存車種が高齢化した事で客足が遠のいたと考えます。

  • 売れ筋のセダンやSUVでこれといった車がない

自動車で売れ筋といったらセダンやSUVですが、これと言った車がありません。日産は電気自動車のリーフ、スポーツカーのスカイラインが有名です。

どちらも台数が出ないので、営業利益を稼ぐには足りません。SUVやセダンでヒットする車を作り、販売台数を伸ばす必要があります。

日産の株価の下落が止まらない原因②ゴーン氏海外逃亡

ゴーン氏への訴訟もこれから控えている日産自動車ですが、なんとゴーン氏が海外逃亡してしまいました。ゴーン氏は故郷のヨルダンに逃亡したので、日本の司法制度が及びません。ゴーン氏への訴訟はより困難になります。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54013040S0A100C2SHF000/

日産の株価の下落が止まらない原因③ナンバー3の離脱

新体制が決まるかと思いきや、日産のナンバー3である関潤COOが日本電産に電撃移籍するとのことです。トップの体制が変わる事で影響は大きいです。ましてやナンバー3ですからね。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53904240X21C19A2TJC000/

日産自動車の関潤副最高執行責任者(COO)は27日、日本経済新聞の取材で、日本電産に転じる理由を「私は58歳でもう後がない。永守重信会長が語った情熱と夢に賛同して転職を決めた」と述べた。永守氏は日本電産の連結売上高を2030年度に10兆円と現在の6倍以上にする目標を掲げている。

日産の業績を見てみた

課題が山積の日産ですが、打開策はあるのか?という事で業績を見てみました。

  • 株価チャート

現在の日産の株価は636円です。2019年7月ごろの安値を下回っています。こうなると株価は底なし沼です。

一番底の模索局面が続きます。株価のチャートは1番底をつけてから、反転上昇します。つまり、1番底がどこになるかの見極めが重要です。

  • 売上高、営業利益

売上高は横ばいですが、営業利益が減少しており、2020年には2018年と比べると営業利益は1/4になります。2021年には改善見込みです。この改善分は北米市場によるものです。

総資産と自己資本を見てみましょう。自己資本比率は28%ですが、有利子負債の額が大きいです。総資産のうち、50%が負債です。

ROEは6%、ROAは1.7%と低水準です。

まとめ

  • 株価は2020年は底なし沼になる可能性あり。2021年には改善の兆しが見えるか?
  • ROE、ROAが低水準で収益性悪い
  • 日産に逆張り投資するより、業績好調な米国株の購入を推奨
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