【必見】神戸初のファッションバッグメーカー、スタジオアタオが気になる件

地方に根付いたアパレル企業の中でも神戸発祥でショッピングバッグの販売を伸ばすスタジオアタオについて調べてみました。この企業は投資価値があるのかどうか参考にしてください。

スタジオアタオについて

株価について

こちらはスタジオアタオの株価です。10年チャートで見ると、右肩上がりで伸びています。株価は円です。

事業内容

スタジオアタオはファッションバッグメーカーです。「ファッションにエンタテイメントを」を理念に、オリジナルバッグ・財布・小物の企画・販売、直営店舗「ATAO」・インターネット店舗運営、キャラクター商品の企画・販売を営む。

「ネット販売でも、ブランドを大切にし、値引きはしないポリシー」をベースに神戸・東京・横浜等の店舗、ネットで自社ブランド・海外ブランドの婦人用バッグ・財布を販売。

下記資料は決算短信から抜粋しました。

https://ssl4.eir-parts.net/doc/3550/tdnet/1860143/00.pdf

  • 業績

コロナの影響で売上高、営業利益共に40%、70%減です。

  • 賃借対照表

賃借対照表を見てみると、流動資産が9億増えています。9億の内訳のうち6億が現金、残りの3億が売掛金、商品です。何故、営業利益が70%も下がっているのに、現金が増えたのか?

それは、長期借り入れをしたからで、固定負債の部を見ると、9億ほど長期借り入れをしている事が分かります。1年以内返済の長期借り入れも行っていますね。

コロナで営業利益によるキャッシュが入らない中で運転資金が必要になり、借り入れをせざるを得なかったと言う状況ですね。アパレル業界はコロナでダメージを受けて厳しそうですね。

  • 財務指標

PERは11倍、ROEは19%、ROAは24%です。自己資本比率は81%と高水準です。

  

  • 売上高、営業利益

売上高、営業利益は一貫して上昇しています。以下グラフはコロナの影響がない2月までのデータなので、7月期決算では営業利益は70%減とかなりの痛手です。

  • 営業利益率

営業利益率は19%です。上場以来、営業利益率は右肩上がりで伸ばしてます。

  • キャッシュフロー推移

キャッシュフロー推移が以下です。営業C/Fは上昇、投資C/Fは減少しています。フリーC/Fも黒字なので、堅実に経営はできていますね。

有利子負債0銘柄か?

有利子負債0の銘柄を私は着目しています。何故なら有利子負債0の銘柄は右肩上がりで上昇している銘柄が多く、財務面でも好調なので業績期待が出来るからです。

有利子負債が0ということはコスト管理がしっかりしている企業とも言えます。コスト管理がしっかりしている企業は「競争優位性がある」とウォーレンバフェット氏も言っています。

スタジオアタオの財務指標はこちらです。有利子負債は1.9億です。自己資本比率は81%と健全な財務です。

今後について

スタジオアタオの今後については、ECでの販売に力を入れて行くといった話は出ていません。したがって、コロナ禍を上手く乗り切れるかどうかは微妙なところです。

良い点は値下げをしないと言う点と客からの評判が良い点、キャッシュがあるので不況にはある程度耐えられると言う点ですね。

結局はいつ経済再開されるかと言う事ですが、対面販売は厳しいでしょうし、客足も戻りが鈍いので、ECでの販売に舵を切って欲しいところです。

まとめ

  • キャッシュはあるがコロナ禍で営業利益は70%減と厳しい
  • 短期借り入れ、長期借り入れを増やし、手元に運転資金を残している
  • ECに舵を切って欲しいが果たしてどうなるか。
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