【必見】ダイトーケミックス、業績好調でストップ高!

新型コロナウイルスで業績不振やボーナスカットを行う企業がほとんどですが、業績を伸ばしている企業もあります。コロナ禍でも決算が好調でストップ高となったダイトーケミックスについて調べてみました。この企業は投資価値があるのかどうか参考にしてください。

ダイトーケミックス社について

株価について

こちらがダイトーケミックスの株価です。本日、ストップ高をつけて868円です。

ダイトーケミックスの事業

ダイトーケミックスはファインケミカルメーカーです。半導体・イメージング・写真・医薬品分野向けに、化成品の受託製造販売をしています。実験検討からパイロットスケールでの製造を経て、コマーシャルベースで製造可能な製法を確立するまで担当しています。

主力製品は半導体デバイス製造やTFT液晶パネルに用いられる超微細加工向け感光性材料です。半導体用感光性材料、フラットパネルディスプレイ周辺材料、機能性材料、医薬中間体の新製品開発を推進しています。その他、産業廃棄物の処理及び化学品のリサイクルです。

2020年新型コロナウイルス感染症治療薬「アビガン」の中間体を製造受託しています。

第二四半期決算内容

ダイトーケミックスの第二四半期決算内容をお伝えします。売上高は前年比2倍、経常利益は前年比1.37倍と抜群の成長率です。純利益も1.3倍です。配当金も2.5倍と大盤振る舞いです。この良い決算の理由は半導体レジスト用感光剤が売れたからです。そして、今後も期待できるのは今週にアビガンの中間生成物の承認が折りた場合です。こうなると、株価の爆発的な上昇が見込めます。

  • コロナの影響は?

以下は四半期決算報告書から抜粋しました。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響に関して、当社グループの各事業拠点においては、厳重な対策を実施した上で事業活動を継続しており、平常時と同水準の稼働率を維持しております。当第1四半期連結累計期間においては、当社グループの業績に重要な影響は及ぼしておりません。

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大は、2021年3月末には収束するものと想定しておりますが、当社グループにおいても、原材料の調達難や世界経済の減速により業績に影響を与える可能性があると考えております。このような状況から、2021年3月期の業績予想につきましては、2020年5月11日に発表いたしました第2四半期連結累計期間および通期の業績予想の数値から変更しておりません。

https://www.daitochemix.co.jp/img_sys/news/196/196_pdf.pdf

  • 賃借対照表

以下は資産の部です。企業は負債を支払えなくなると倒産します。そのため、流動比率を見る必要があります。

流動比率は120%あれば良いです。この会社は流動比率=流動資産/流動負債=200%>120%あるので短期の返済では問題はありません。固定負債を抱えていますが、資産合計が174億に対して、56億なので財務面では問題なしと言えます。

  • 総資産の部

利益剰余金が2.3億円増えました。他は変わりなしです。

  • 損益計算書

損益計算書は以下です。粗利益率を求めると、売上総利益/売上高=646/3453なので、おおよそ20%です。粗利益率は平均で30%なので、この会社の粗利益率は低く、ビジネスをやっていくには不安があります。

営業利益率は10%ほどです。コロナ騒動で案件が増えた事で営業利益を増やしています。この会社の良い点は売上高、営業利益が伸びているにも関わらず販管費を一定に出来ている点です。

ダイトーケミックスの財務について

ダイトーケミックスの財務について、私が投資する時の視点を用いて紹介します。

キャッシュフロー推移が右肩上がりであるか?

キャッシュフロー推移で営業C/F、及び現金同等物が右肩上がりであるかはチェックする大事なポイントです。

  • キャッシュフロー推移は営業C/Fが2020年1月期にプラスに転じています。キャッシュフローが安定していませんね。

売上高、営業利益共に右肩上がりで利益率は20%以上かどうか?

ダイトーケミックスの売上高、営業利益率を見てみました。ROEは4.7%、ROAは3.0%です。自己資本比率は67.6%と高いです。PERは18.6倍と割高な水準です。

  • 売上高、営業利益は綺麗に右肩上がりで業績は堅調に推移しています。

  • 売上高営業利益率は17.4%です。

有利子負債0の銘柄であるか?

有利子負債0の銘柄を私は着目しています。何故なら有利子負債0の銘柄は右肩上がりで上昇している銘柄が多く、財務面でも好調なので業績期待が出来るからです。

有利子負債が0ということはコスト管理がしっかりしている企業とも言えます。コスト管理がしっかりしている企業は「競争優位性がある」とウォーレンバフェット氏も言っています。

ダイトーケミックスの財務指標はこちらです。有利子負債は34億2300万円です。先の決算資料から、流動比率は200%あり、自己資本比率は67.6%あるので短期的、長期的な財務は問題はないです。

四季報コメント

アビガンの中間体供給開始がされるようです。半導体と合わせて、アビガンの供給で売上の増加が予想されます。

【反 落】半導体市況回復し感光材料上向く。医薬中間体も堅調だが、排水処理の好採算大口案件剥落。営業減益。ただ原料高騰前提の会社計画慎重。営業外で持分会社保険返戻益。会社減配予想だが据え置きも。
【アビガン】既存設備を一部改修し、6月から富士フイルムにアビガンの中間体供給開始。中計の設備投資は今期まで更新投資にとどめ、来期から3年間で41億円投入。

株価は爆発的な伸びが期待できるか?

筆頭株主が創業者であると、株が上がりやすいですが、筆頭株主は東京応化工業です。ただ、4.6%と割合は低いですね。むしろ、2〜4位の機関投資家が割合が高く、彼らがこの会社の価格決定力があります。

まとめ

  • 資金繰りは問題ない
  • 決算も絶好調
  • アビガンの中間生成物の製造が6月から始まっており期待が持つ事ができる
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