【朗報】中国のラッキンコーヒー、米ナスダックから上場廃止通知でスターバックスの優位性高まる

中国のカフェチェーン大手ラッキンコーヒーは19日、米証券取引市場のナスダック・ストック・マーケットから株式上場を廃止するとの告知を受けたと発表しました。同社で発覚した売上高の水増しなどの不正会計が上場基準に反することが理由です。

この1件により、米コーヒーチェーンの中国市場でのスターバックスの優位性が高まる結果となりました。スターバックス株は買いなのか?当記事で紹介します。

記事抜粋

中国のカフェチェーン大手ラッキンコーヒーは19日、米証券取引市場のナスダック・ストック・マーケットから株式上場を廃止するとの告知を受けたと発表した。同社で発覚した売上高の水増しなどの不正会計が上場基準に反することが理由だ。ラッキンはナスダックに事情聴取を受ける機会を求める計画で、その聴取が完了するまでは上場継続が認められる見通し。

ナスダックからラッキンへの告知は15日付。ラッキンが4月2日に、2019年12月期の売上高の約22億元(約330億円)分について不正があったと公表した事実が投資家に懸念を与えたこと、不正についての情報公開が不十分だった点が上場廃止の理由として挙げられた。同社は社外取締役などで構成する調査委員会を設置して調査を進めているが、不正の詳しい内容は公表していない。

ラッキンは19年5月にナスダック市場に上場したが、不正会計の公表を受けて現在、売買は停止している。不正発覚を受けて、最高経営責任者(CEO)と最高執行責任者(COO)が解任された。

スターバックス株は買いなのか?

現在のスターバックス株の株価は77ドルです。PERは28倍と割高の水準に入っており、今は買いタイミングではないでしょう。

スターバックスの店舗数は全世界31,795店舗です。その中の中国の店舗数は4292店舗なので13.4%の店舗です。ラッキンコーヒーに関しては、店舗がなくなるわけではないので、客がすぐに減るわけではありませんが、ビジネスの勢いは弱まるでしょう。

何故なら、ラッキンコーヒーが上場廃止となり、株式発行による資金の調達ができなくなるからです。こちらがラッキンコーヒーの業績ですが、売上高は伸びていたものの営業赤字が続いており、株式での資金調達、銀行からの借り入れでビジネスをしていたことになります。

ここで、無利子である株式発行による資金調達額が減少すると、資金の調達は銀行の借り入れか社債の発行と言うことになり、経営は厳しくなるでしょう。また、中国での客層拡大を狙うスターバックスにとってはチャンスとなります。

  • 財務諸表

なお、スターバックスの営業利益率は2018年から横ばいで成長に翳りは見えてきています。株価も割高の水準なので、株が2倍になるほどの期待は出来ません。少なくとも上がっても90ドルあたりでしょう。

まとめ

  • ラッキンコーヒー上場廃止により、ラッキンコーヒーの資金繰りは厳しくなり、スターバックスの優位性は高まることになる。
  • スターバックス株のPERは28倍なので、割高の水準でこれ以上の株高は期待出来ない
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