【悲報】バフェット氏、航空株すべて売却との事。「コロナで世界は変わる」

著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米バークシャー・ハザウェイは2日、年次株主総会を開きました。バフェット氏は新型コロナウイルスの感染拡大によって「世界が変わる」として、保有していた米航空株を全て売却したと明かしました。お気に入りの航空株を何故全て売ったのでしょうか。ウォーレンバフェット氏の大局観について当記事で紹介します。

記事内容

日経の記事抜粋です。

バフェット氏はそれでも米国株に強気の姿勢を変えなかった。01年9月の米同時多発テロ、08年の金融危機など数々の困難を克服した歴史を「米国の奇跡」と紹介し、中長期的には米国が成長し続けると述べた。米国株投資についても「決して米国の成長に逆らうような賭けをしてはいけない」と指摘した。

  • 「コロナでも米国の成長を止められない」

バークシャーは米中西部ネブラスカ州オマハに本社を置く。年次株主総会はバフェット氏に直接、質問できる機会とあって、毎年4万人の株主が米国のみならず、世界各地から集まっていた。盛り上がりぶりから「資本家のためのウッドストック」といわれる。2020年は例年と同じアリーナ会場を「無観客」にした上で、会長のバフェット氏と副会長のグレッグ・アベル氏が出席。質疑をオンラインで中継する異例の形となった。

総会当日に発表したバークシャーの20年1~3月期決算はコロナの影響が大きく表れた。アップルなど保有する上場株(総額1807億ドル)の評価損が膨らみ、最終損益は497億ドル(約5兆円)の赤字と、過去最大の損失となった。

  • 航空株すべて売却「乗客戻らない」

バフェット氏は米国経済の明るい将来を信じる一方、冷徹な投資家の顔もみせた。株主総会ではデルタ航空など保有していた米大手エアライン4社の株式をすべて売却したと明かした。エアライン株はバフェット氏の「お気に入り銘柄」として知られていただけに驚きが広がり、株主からの質問も集中した。

このほど売却したのはデルタのほか、アメリカン航空、ユナイテッド航空、サウスウエスト航空の4社。バフェット氏は2月にデルタ株をいったん買い増したことについて「間違いだった」と認めた。「外出制限が人々の行動に与える影響は分からない。3~4年後に、昨年までのように飛行機に乗るようになるのか見通せない」と悲観的な見方を示した。

  • 原油急落「掘っても採算が合わない」

バフェット氏の誤算は他にもあった。バークシャーは19年4月、米石油開発会社オキシデンタル・ペトロリアムの優先株を100億ドルで引き受けると発表した。ところがコロナと産油国の対立で供給過剰に陥り、原油価格が急落。

オキシデンタルは業績悪化で現金で配当を払えなくなり、代わりに株式を割り当てる事態になった。バフェット氏は当時は魅力的な投資先だったと釈明した。バフェット氏は原油価格の先行きについても弱気だった。石油開発会社は「(今の原油か価格で)掘っても採算が合わない」と述べ、業績回復の遅れを覚悟しているようだった

原油価格の低迷が続き、エネルギー会社の債務不履行が相次げば、株主が損失を被るのは避けられないとの見方も示した。

  • たまる現金「魅力的な投資先なし」

課題となっていた手元資金の使い道も解がみえない。20年3月末の現金・同等物の総額は1370億ドルとなり、過去最高となった。常に大型のM&A(合併・買収)を模索していたバフェット氏。今回の総会でも意欲を見せたものの、「魅力的な投資先がない」と嘆いてみせた。

バフェット氏がこれまで大型買収に慎重だったのは、投資ファンドの攻勢で買収価格が高騰していたからだ。新型コロナの感染拡大で株価は急落したが、バフェット氏は動かなかった。「感染第2波が来たときに米国社会がどう反応するのか分からない」。中長期では米国株に「強気」を維持しつつも、当面は慎重な投資スタンスをとる――。そんな考え方を発言の随所ににじませた。

バフェット氏の行動について

私の投資方針は工場などの大型の設備投資がかかる会社の株は買わないと言う方針を取っています。何故かと言うと、株価と言うものは長期目線では業績に追随すると言う特徴があり、営業利益や純利益から配当金が支払われるからです。

売上や営業利益もそうですが、ビジネスそのものが利益を上げる構造になっているかどうかが重要と思っています。航空会社は固定費がかかる業種の代表例といえます。航空機のリース料、維持費、燃料費、整備士、パイロット、CAの給料を払う必要があります。

従業員として雇うパイロットなんて高級職業ですし、航空機の機体も安全性が求めれられる故に、品質も高いものが求められます。ですので、航空会社やまた、設備投資に費用がかかる自動車会社などの株式は買っていません。そして、バフェット氏は原油に関しても悲観的な見方を示しています。

原油株には高配当株が多く一部の投資家の方から人気はありますが、原油の生産設備に関しては、設備投資がかかるので、保有は一切していません。原油の下落で喜んでいるのは自動車ユーザーだけで、投資家に取っては、株の下落にも繋がりますし、痛いでしょう。

驚きなのは、バフェット氏が「魅力的な投資先がない」と言った事ですね。私はコカコーラ、アップル、ebaseを買い増ししましたが、バフェット氏は米国株は長期的に見て戻るが、まだ、コロナの影響が見通せないから動かなかったと言う事でしょうか。慎重ですね。

まとめ

  • ストーリー性が見えない株を全て損切りを決定
  • 米国株の右肩上がりのストーリーはまだ継続でOKか。少なくともバフェットは強気
  • 原油、航空会社は先行きが暗い可能性が高い
  • NYダウは半値戻しのラインの24000ドルを超えて、全値戻しに向かうと思われるが、油断は禁物で、まだ投資を決行するタイミングではない
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