【下落】スターバックスが中国で新型肺炎受け2000店超休業。投資チャンスか?

2019年10月〜12月期で好決算を発表したスターバックスですが、新型肺炎を受け、2000店超が休業となりました。スターバックスのCEOは業績に影響が出ると説明しています。この事態は投資チャンスなのでしょうか。当ブログでお伝えします。

スターバックスへの投資はありか?

結論を言いますと、私はスターバックスへの投資はありだと思っております。

ニュース記事抜粋

スターバックスは新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中国本土で2000店舗余りを休業させている。同社の最も重要な成長市場である中国で、新型肺炎による死者数は100人を超えた。

 
 

このニュースは同社が28日発表した好決算に暗い影を落とした。2019年10-12月(第1四半期)の既存店売上高は5%増と、コンセンサス・メトリックスがまとめた予想平均(4.6%増)を上回った。

 
 

同社は20年度通期(20年9月終了)の見通しを維持したが、まだ計算できないため店舗の一時休業による影響は含まれていないと説明した。

スターバックスの株価

こちらがスターバックスの株価です。現在、86.7ドルです。ここ1年間での一番底が81ドルです。株価は2番底をうってから反転上昇するので、2番底はどこになるのか?が大事です。

81ドルを割るようであれば、株価は底無し沼なので株価が一番底をうったのを確認して株を買うのが良いですね。1番底をうった場合は半値押しで91ドルを越えれば、上昇トレンドに乗れます。

スターバックスの全世界での店舗数まとめ

  • 全店舗の数

スターバックスの全店舗の数はスタバのフランチャイズ認可店と直営店でおよそ半数ずつで、全国31,795店舗あります。こちらの資料はstarbucksのHPからデータを抽出しています。フランチャイズ加盟店は15716店舗、直営店は16079店舗あります。

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  • フランチャイズ認可店舗のアメリカ大陸での店舗数

次にアメリカのみでの数を見てみましょう。こちらはフランチャイズ加盟店の数です。これは南米も入れた全米国での数です。全8183店舗あり、アメリカ合衆国のみで6321店舗あります。

  • フランチャイズ認可店のアメリカ以外の国での数

次にアメリカ以外での数を見てみましょう。全7533店舗あります。その中でもトップを占めているのはなんと韓国の1379店舗です。日本は124店舗です。インドネシア、フィリピン、マレーシアと行った東南アジアへの出店は年々増加しており、合計1200店舗ほどあります。

 
  • 直営店のアメリカ大陸での店舗数

アメリカ大陸での店舗数は全部で10020店あります。そのうちアメリカ合衆国のみで8867店舗あります。

  • 直営店のアメリカ大陸以外での店舗数

アメリカ大陸以外での店舗数を見てみましょう。ここで、今回の問題となる中国が出てきます。全部で6059店舗ありますが、そのうち中国は4292店舗、日本は2位で1408店舗あります。

上記の数字から全世界31,795店舗中の中国の店舗数は4292店舗なので13.4%の店舗数と言う結論が導くことが出来ます。その中の2000店舗が休業とのから6.3%です。

コロナウィルスの影響がどこまで広がるかが焦点になります。アメリカでの売上が半数以上を占めているので、アメリカでの消費が健在であれば、この株価の下落は一時的な下げでいずれは戻ると思われます。

2019 9-12の営業利益はコンセンサスを超えてきてますので、ここは強気に株を買いに行って良いのではと思います。

業績

  • 売上高、営業利益

以下は2015/9~2019/9までの売上高及び営業利益を示しています。

売上高は2015年から右肩上がりで2019年は265億ドルです。営業利益は47億ドルです。営業利益率は17.7%と求めることが出来ます。高収益です。

  • 損益計算書

損益計算書からは2019年の9月期に原価を100億ドル→85億ドルと15億ドル減少させていることがわかります。売上を伸ばしても原価を低減出来ると言う所に強みがあります。

  • 賃借対照表

流動資産が56億ドル、流動負債が61億ドルと56/61=0.9<1.2であり、債務超過に近い状態であることが分かります。

固定負債の額も年々増加しており、111億ドルにまで登っています。自己資本比率は2019/9ではマイナスです。発行済み株式数は年々減少しているので、自社株買いをしていることが分かります。

  • キャッシュフロー

キャッシュフローを見てみました。営業C/Fは2015〜2019年で増加しています。営業C/Fマージンは50/265=18.8%と高水準です。30%あれば言う事なしです。財務C/F、投資C/F共にマイナスであることから、借金の返済や自社株買いに力を入れていることが分かります。

まとめ

  • 中国はスターバックスの全店舗のうち、6.3%なのでコロナウィルスの懸念がなくなれば、業績にそこまで影響はないのでは?と推測
  • アメリカの消費動向には影響を受けやすい
  • 2019年10~12月期の決算は好調
  • 短期負債、固定負債額の増加が気になる点ではある
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