【朗報】吉野家HD、営業利益はなんと35倍の36億円へ!!

牛丼チェーン店でおなじみの吉野家ですが、営業利益がなんと35倍の36億円になるとのことです。何故前期比35倍の営業利益を達成出来たのか?また、現在の株価はどうなのか?投資判断はありなのか?を紹介します。

記事内容

吉野家ホールディングスは10日、20202月期の連結営業利益が前期比35倍の36億円になりそうだと発表した。従来予想は10億円だった。吉野家では、期間限定商品の「牛すき鍋膳」などが好評。値引きキャンペーンも実施し、消費増税後も既存店売上高が伸びている。牛肉価格が前期より下落していることも利益を押し上げる。

 

売上高は6%増の2150億円を見込む。従来予想は2080億円。牛すき鍋膳を前期より前倒しして10月に投入したほか、中華の有名シェフとコラボした香辛料を使った牛鍋膳の新商品を投入するなどで来客数が回復している。

19年3月に発売した新しい牛丼サイズ「超特盛」なども好調で、吉野家の既存店売上高は3月以降10カ月連続で前年同月を上回っている。うどん店「はなまるうどん」は出店が増加するほか、既存店売上高も堅調に推移する。人手不足を背景に高止まりする人件費を増収効果で吸収する。

最終損益は1億円の黒字(前期は60億円の赤字)と、従来予想を据え置いた。前期の不採算店の閉鎖など大規模な特別損失はなくなる。一方で、昨年12月末に発表した連結子会社でステーキ店「フォルクス」などを展開するアークミールを安楽亭に売却する関連費用を現在精査中としている。

吉野家ホールディングスとは?

大手外食チェーン。牛丼のファストフード店である「吉野家」を中核に「はなまる」「アークミール」「京樽」をセグメントに外食チェーンを全国展開しています。

株価

株価チャートがこちらです。2年チャートです。昨年5月から株価は右肩上がりで上昇しています。現在の株価は3025円です。

  • 売上高、営業利益推移

こちらが売上高、営業利益推移を示しています。売上高はほぼ横ばいですが、営業利益のブレが大きい事が分かります。

こちらが売上高営業利益率の推移です。2019 2Qでは3.7%ですが、3Qではマイナスに沈んでいます。

売上高と営業利益を数字で見てみると、売上高は増加していますが営業利益は売上高に比例して増加するわけではなく、上振れ、下振れが激しいです。つまり、売上高を増やしても営業利益は景気の影響を受けますし安定したビジネスではない事が分かります。

では、今回の前期比35倍というのは、どの数字の事を指しているかどのいうと、2019年2Qと2020年2Qの比です。2019年2Qの営業利益は104百万円であることから、1億400万円です。

下記の表を見てみると分かるように、2008年〜2019年を見てみると、2番目に悪い事がわかります。リーマンショックの翌年が営業利益がマイナスで、1番悪いです。

営業利益35億円が良いのかと言うと2018年2Qは40億円ですし、特筆すべきことではないかなと思います。

  • キャッシュフロー推移

営業C/Fも上振れ、下振れが大きく資金繰りが良いとは言えません。

まとめ

吉野家の営業利益が前期比35倍とのことで、株価は右肩上がりで上昇しています。ただし、過去最高益かというとそうではなく、2018年より5億円少ないです。

過去最高益なら経営が期待できますが、営業利益の上振れ下振れも大きいので株主としてはさほど期待できません。私ならこのタイミングで投資はしませんね。営業利益も上振れ、下振れが大きく、競争優位性のあるビジネスとは言えないからです。

新聞の見出しだけ見て、表面的に判断するのではなく、数字をしっかり見て投資判断をしていきます。

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